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あきや

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地元住民 御用達! 『ふるさとの味』を感じさせる漬物

これが小松の奈良漬だっ!!

これが小松の奈良漬だっ!!

食生活の西洋化が進んでいる現代だが、一方では日本古来の発酵食品が近年見直されてきている。納豆に味噌、醤油やお酒、海外のものではヨーグルト、チーズ、キムチなど、挙げれば意外と出てくるもの。そんな中でも漬物は、その土地の風土や食文化を色濃く反映させるものだ。
昔は今のように、季節を問わず野菜を収穫できなかったので、旬の野菜をいかに保存するかが課題だった。その最も優れた方法の一つが漬物にすること。新鮮な野菜を新鮮なまま桶に入れて漬け込み、食べるときは、必要な分を桶から上げて頂く。そうすることで野菜を効果的に保存できたのである。

あきやは明治23年創業。当初は漬物の他に青果や食品なども扱っていたが、50年ほど前から漬物製造卸業に専念し現在に至る。5代目が店を切り盛りする現在でも、昔からの小松に根付いた漬物、つまり素材の鮮度を生かした薄味の浅漬けを中心に製造販売を続けている。
「漬物は塩漬けの段階で8〜9割方味が決まるもの。仕上がりは季節や温度によって左右されますが、商品のほとんどを自社で一貫して製造しているので、調整しながら作ることができるんです」と言うのは、5代目の明慶太郎さん。
素材は地元産が中心だが、端境期や天候などの関係で全国から旬の野菜を取り寄せており、それによっても仕上がり具合が変わってくる。中には、切ってみて初めて使い物にならないと分かる大根や白菜も。製造工程の最初から最後まで、自然相手の厳しい商売なのだ。
ただ、奈良漬だけは地元安宅産のカタウリにこだわり、小松独特の漬け方を貫いている。他の地域では塩漬けしたものを酒粕に漬けるのが主流だが、小松では塩漬けの後に一度しっかり天日干しするという一行程を挟んで、酒粕に漬け込む。そうすると甘過ぎず、色の薄くてきれいな奈良漬が出来上がるそうだ。
そんな昔ながらの製法を守り続けているのは地元でもごく僅かになってしまったのだとか。「昔の人が試行錯誤してこの土地にあったものを作り出してくれたのだから、この製法をこれからも守り続けていきたい」と5代目は言う。
この色白の奈良漬、ご飯のお供にそのまま食べるのもいいが、お新香のように細巻きの中に巻いて食べるのが小松流。地元の寿司屋でも奈良漬の細巻きを提供している店もあるそうだ。

色とりどりの漬物がずらりと並ぶこの店は、地元住民の食生活になくてはならない存在になっているが、お盆や正月には帰省客の姿も多く見られる。ここに来れば『ふるさとの味』があることを知っているからだ。特に年末年始はかぶら寿しや大根寿しのシーズンで、贈答用の需要も急増。みな、ふるさとの冬の味覚を楽しみにしてやって来るのだ。
毎年11月の最終土日には、地域の人々に感謝の意を込めて創業祭が開催される。商品が2〜3割引になる他、大根寿し教室や豚汁の振る舞い鍋など様々な催しが行われ、広い駐車場が満車になるほどの賑わいを見せるそう。漬物好きにはたまらないイベントである。
地元の食文化を受け継ぎ、食卓にしっかりと根付いているあきやの漬物。小松の人々に「これがなくっちゃご飯が進まない!」と言わしめる、絶妙の塩梅なのである。
アクセス

■駐車場
50台

基本情報
住所
〒923-0028 石川県小松市梯町イ61-1
TEL:0761-22-0246 FAX:0761-23-3602
E-mail:info@akiya.co.jp
URL:http://www.akiya.co.jp/

■営業時間
10時00分~18時00分
休日:不定休

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