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大王寺(だいおうじ)

大王寺(だいおうじ)
大王寺(だいおうじ)
大王寺(だいおうじ)

真言もゆかしい女性住職を迎え、 粟津温泉街をやさしく見守る古寺。

本堂へと続く石段

本堂へと続く石段

女性の住職・北原華蓮さんを迎えて、なにやら華やいだ感のある大王寺。華蓮さんは「自分が学んできたことを活かし、皆様のお役に立てれば幸いです」と微笑む。とても気さくで、檀家さんをはじめ温泉街の人たちからも愛されている様子。「戸が開いていたら、いつでもお入りください。木曜日はぜひ一緒にお参りください」と、誰にでも門戸を開いている感じがありがたい。

その木曜日というのは「お寺開放デー」(休みのときもあるので要確認)。午前9時から、まず本堂で、密教の秘法による先祖供養の礼拝があり、その後お稽古の部屋へ移動して、ご詠歌の講習が始まる。なぜご詠歌の練習をすることに?と聞くと、「不平不満や人の悪口を言っているよりも、仏様を讃えるきれいな和歌をお唱えしていた方がいいでしょ」とのお答え。生け花や写経などの講座もあるので問い合せを。
また、不動明王の縁日28日か、本尊である薬師如来の縁日8日には護摩修法も行われるので、そちらにお参りするのもいい。

本堂には、もと小松城内の鬼門(東北)を守る養福院の本尊であった薬師如来坐像(鎌倉時代初期の作、小松市指定文化財)をはじめ、鎌倉時代の仏師・湛慶の作と伝わる釈迦如来立像や、不動明王像、十六羅漢像などが安置されている。また奉納額等にも見応えのあるものがあり興味深い。
 
さてこの養老山大王寺は、粟津温泉と同じく約1300年の歴史を持つ、真言宗のお寺である。
養老2年(718年)に白山を開いた泰澄大師の元に、白山神が十一面観世音菩薩の姿で現れ「粟津という村へ行き、霊泉を掘って人々の役に立てよ」と告げたため、大師は村人と共に温泉を掘り当てたという。そのとき感動した村人の請いに応じて大師は、首に掛けていた小さな薬師如来と、自ら刻した聖観世音菩薩を守護仏として残し、温泉守護の寺を建てて「泰應寺(たいおうじ)」と名づけた。これが大王寺に伝わる縁起である。
大王寺の本尊は、一寸八分の掛佛「薬師如来」が「聖観世音菩薩」の円後光の中央上に掛けられたもので、その両尊が泰澄大師の残したものだといわれている。33年に1度だけ開帳される秘仏である。前回の開帳は昭和62年(1987年)だったので、次は2020年ということになるが、「粟津温泉の開湯1300年祭のときには開帳することになると思います」と華蓮さん。少しだけ早まるご開帳、楽しみだ。

大王寺に隣接して、粟津町の総社「白山神社」がある。こちらも泰澄大師の温泉発見に因んで白山妙理権現を安置したと伝えられ、平安時代には白山信仰の主要神社だった。
境内からは「祈りの小径」が続いており、西国三十三ヶ所巡礼になぞらえた石仏が並ぶ道を行けば、さらに岳山遊歩道へと足を伸ばすこともできるし、手軽に森林浴を楽しみながら「おっしょべ公園」(恋人の聖地)へと出ることもできる。
もちろん、おっしょべ公園で「幸せの鐘」を鳴らしてから祈りの小径を歩き、大王寺・白山神社へと向かってもいいのだが、「右回りがいいんですよねぇ」と華蓮さんがつぶやいた。ということはやはり、白山神社の横から歩いた方が、ご利益があるのかも・・・。
アクセス
基本情報
住所
〒923-0326 石川県小松市粟津温泉ワ87-1
TEL:0761-65-1217 FAX:0761-65-1217
E-mail:daioji@plum.plala.or.jp
URL:http://www.daioji.net/

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