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来生寺(らいしょうじ)

来生寺(らいしょうじ)
来生寺(らいしょうじ)
来生寺(らいしょうじ)

小松城門唯一の遺構

小松市指定文化財 来生寺の寺門(扉)

小松市指定文化財 来生寺の寺門(扉)

今はなき小松城。その二の丸鰻橋御門(うなぎばしごもん)が、明治5年(1872年)にここ来生寺にやって来た。「昔、この来生寺には寺門がなかったので、小松城取り壊しの際に門を移築したと聞いています。」と、住職さん。この門は小松城の門では唯一の遺構といわれており、小松市指定文化財になっている。古いものなのでどうしても痛んできてしまい何度も修理しているのだが、瓦の葺き替え工事をした際には、門が古いのに瓦が新しいと不自然なので、古く見えるよう見た目を工夫するのが大変だったとのこと。また、NHK大河ドラマ「利家とまつ」が放送されていた頃は観光客で賑わった。

経堂の中には八角形の…

境内には「経堂(きょうどう)」という経典を納めておく蔵がある。そこには、八角形の棚が窮屈そうに収まっていた。これは八角形廻転式の書棚で、その名の通り回転する本棚だ。中には古い阿弥陀如来像が一体と、お経の本がずらりと重なり棚に収まっている。古い本なので手にとってページをめくったりはできないらしい。上を見ると、ブルーが目を引く空の絵が描かれていてきれいだ。経堂の脇にはさるすべりの木があり、8月頃には鮮やかなピンクの花をつける。その横には鐘楼があり、登ると、梯川(かけはしがわ)の河川敷が見渡せて気持ちがいい。

住職はデザイナー?

19代目住職の作品

19代目住職の作品

本堂は広く静かだが、左の奥には何故かかっこいいポスターがずらりと並んでいる。実はこちらの19代目住職・藤さんは、以前短大でプロダクトデザインを指導していた経験もあるデザイナーで、更にグラフィックデザインも手掛けるクリエイティブ住職なのだ。「仏教は古いもの」というイメージがどうしてもあり、特に若者には馴染みの薄いものとなっている現状から、「仏教の教えを視覚化して伝えたい」という思いで作品を制作し始めたという。どの作品も素晴らしく、例えば、鬼と天狗のポスターは「人は鬼の心、天狗の心を持っている」という事を表しているそうだ。実はこのポスターに写っている人物は住職自身であり、その時に使ったお面が両脇に掛けられている。

仏の道と、デザイナーの道。一見、全くと言っていいほど相容れない気がする。しかしその信念はまさに仏道。これぞ、デザイナーでもある19代目住職だからこそできる技。作品一つ一つから、まさに温故知新を垣間見ることができた。来生寺を訪れた際には、寺門はもちろんのこと、住職さん渾身の作を是非ご堪能いただきたい。
アクセス

■駐車場
13台

基本情報
住所
〒923-0801 石川県小松市園町チ6
TEL:0761-22-4773 

■備考
【駐車場】中型バス可

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