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まるしょう

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素材にこだわった無添加漬物と 手間ひまかけた手作りジャムが大評判!

ジャム作りを始めた眞理子さん

ジャム作りを始めた眞理子さん

質のいい野菜が豊富だからであろうか、小松には漬物屋さんが多い気がする。そんな中の1軒、まるしょうの創業は昭和56年。代々農業を営んでいたお家柄だったが、先代の「自分で作った野菜で何かをしなければ」という思いから、農大を卒業した息子さんの庄五さんが、大学の先輩が営んでいた滋賀県の漬物屋で3年間修行した後に創業したそうだ。
当時は、合成着色料や保存剤などを当たり前のように使用する時代だったが、そんな製造方法に疑問を持った庄五さんは、添加物を使用しない漬物づくりを決意。また、素材へのこだわりも強く、安心安全をモットーとした信頼できる国内産のブランド野菜を使用。地元の優良農家さんとも契約し、収穫したばかりの朝どれの野菜を提供してもらっている。
そんなこだわりから作られる商品は、素材本来の味を生かした浅漬けや、能登の魚醤“いしる”をベースとしたいしる漬け、地元コシヒカリの米ぬかを使ったぬか漬けに、吟醸酒の酒粕を使用した粕漬けなどなど。またこの土地に伝わる伝統の加賀野菜を使ったオリジナリティ豊かな漬物も揃い、バリエーションは豊富だ。

多くの漬物を作っているのだが、製造されるとすぐに県内外に出荷されるため、店頭にはあまり置かないのだとか。代わりに並んでいるのは、何とジャム! 漬物屋さんなのにどうしてジャムなのか? 社長の奥様である眞理子さんに話を聞いてみた。
「農業をしていたおじいちゃんは、果物も作っていました。そのおじいちゃんが亡くなり、丹誠込めて世話をしていたいちじくの実が落ちてしまうのがもったいなくて。それをジャムにしようということで作り始めたんです」
これが評判を呼び、地産地消の推進と相まって様々な果物を使ったジャムを開発。こうして販売されたのが『農家まりちゃんの手作りジャム』である。まりちゃんとは、先ほどの眞理子さんのこと。眞理子さんも社長と同じく農大出身で栄養学を学んでいたので、食品のスペシャリストなのだ。
本格的にジャムを販売し始めてから1年で、自家栽培のいちじくをはじめ、提携農家さんのリンゴや梨、イチゴ、甘夏、デコポン、ゆず、せとか、そしてルバーブや小松特産のトマトや人参などの野菜バージョンまで登場。今後はマルセイユメロンなども商品化する予定で、どんどん増えていきそうな勢いだ。
しかし、どのジャムを作る時も素材を1つひとつ手作業で皮を剥いて、切って、オーガニックの砂糖を入れて銅鍋でコトコト、コトコトと煮詰めて作るというから、かなり手間がかかっている。「自然素材だけで作っているので、トロッとしたジャム状になるまで煮詰めるのが大変! トマトなんかは水分が多いから3分の1の量になっちゃうのよ」
瓶に貼るラベルも全て手作り。ひと頃流行った“コンフィチュール”のような洗練された雰囲気はないが、おじいちゃんのいちじくがもったいない、そんなあったかい気持ちから始まったジャム作り。ジャムの瓶の中にも、漬物の真空パックの中にも、そんな気持ちや素材に対するこだわりが目一杯詰まっているのだ。
アクセス

■駐車場
10台

基本情報
住所
〒923-0995 石川県小松市安宅新町ナ-11-1
TEL:0761-21-9655 FAX:0761-24-0023
URL:http://kaga-marusyou.ecnet.jp/

■営業時間
08時30分~17時30分
休日:日曜

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